真相

昨年空き巣と鉢合わせをし、その空き巣が1年後に捕まったところまで前回の記事で記録してあるのですが、やっと諸々の被害届の手続きが終わり刑事さんと犯人についてお話ししていた時に色々な事実がわかりゾッとしたのでここに書きます。

 

昨日、刑事さんが盗まれた洋服や下着を返しに来た時のこと(盗まれた服なんていらないけど、返すところまでが手続きらしい)

🐵「いや〜こんなにたくさん盗まれてたなんて、何回も入られてたんですかね〜(アホ顔能天気)」

👮「それがですね、あなたを怖がらせてしまうと思って実は言わなかったんですけど、犯人このアパートの1階に住んでるヤツだったんですよ」

🐵「えっ(真顔)」

👮「鍵がよく空いてたから入りやすかったって言っててね」

🐵「」

👮‍♂️「あなたが家にいる時に開けちゃって、「あっいる!」ってなって引き返したりとか」

🐵「」

👮「あなたが寝てる時とかに入ったりしていたようなんですよ.....」

🐵「」

 

怖すぎて黒いのに顔面蒼白になりました。

なんでも下の階に住んでる方で、そう言われると犯人の名前と表札に書いてある苗字が一致していたなと...ちょうど半年前くらいから私の部屋の真下に同じ職場の後輩が住んでいるので、お隣の人がいつぐらいに引っ越したか聞いたら、逮捕されたのと同時期でした。ちなみにこれを聞いた後輩は「うわ〜マジ怖いっすね〜無理っす〜」ってアホな顔していってました(どうでもいい)

 

そういえば、空き巣さんと鉢合わせした時に「すみませぇん家間違えましたぁ」「部屋を..間違えてしまって...へへ」「どうもすみませぇん」とヘコヘコしながら言われて、部屋を間違えるもクソもねぇだろ咄嗟の言い訳にしてももっとマシな言い訳あるだろうと思っていたのですが、同じアパートに住んでいるわけだからちゃんと意味が通じる言い訳だったわけですね!同じ階の人にしか挨拶回り行かなかったから、どの人が空き巣さんかわからなくて、初対面だと思ってたんですよ。警察にも会ったことない人ですって話したから同じアパートの人のことは調べなかったのかもね。今になってやっとあの時の「部屋を間違えました」という文言の意味が通じたという...ゾッとするなあ〜。

 

さらに、私が寝てる間にも出入りしてたという点について1回だけ思い当たる節があって、

1回だけ、夢うつつっていうのか寝てるのか起きてるのかわからない状態で、ものすごい尋常じゃないくらい生々しい人の気配を感じて、その気配が寝てる自分の目の前まで来て、「夢か現実かわからないけどとりあえず誰かいる気がして怖くて目が開けられない...夢か現実かどっちかわからないけど絶対に誰かいる...!!!」という感覚に襲われて、ドアのガラガラって音とか足音とかもリアルで、しばらく経ってから目を開けたら誰もいなかったということがあって

そういうことだったのかと

 

ゾッとするな〜。女性の下着や洋服を狙った空き巣だったので何件も女性服を盗んでいたのだけど、もしかしてもしかしたらエロ同人みたいに..エロ同人みたいに!どうにかなっていたかもしれん...いや、エロ同人で済めばまだいいんだけど、空き巣さんがもっと危ない人だったら危うく殺されている可能性もなくもなくなくないな....と。ブスでよかったよ本当に...

 

今になって色々思い返すと、空き巣に入られた後もよくのうのうと同じ家に住んでいられたなと!!

今では同期からは空き巣ハウス、空き巣の宿と呼ばれ親しまれています。

 

 

1年記念

仕事での身体的精神的疲労がどうしようもなくなったので日向ぼっこがてら鎌倉に行ってきました。

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撮った写真見てあんまり鎌倉っぽくなくてびっくりした。
たまたま見つけて立ち寄ったバインミーの店、なますとパクチーってすごく合うよね。
 
鎌倉をぶらぶらしていたら警察から電話が。
一応心当たりは何も無いけどなにか仕事でやばいことをやらかしたかと思い恐る恐る電話にでたら昨年の5月の空き巣被害についての連絡でした。
ちょうど1年経つし殺人とかでもないから、捜査の打ち切りの連絡かな?と思い話を聞いたらなんと犯人が捕まったと!
🐵「ええ〜?!ちょうど1周年記念だったんですよ!!!!」
👮「記念....じゃないですけどね」
🐵「あ、はい」
 
どうやら別の窃盗で捕まって、その余罪でうちでの盗みも白状したとのこと。
🐵「アイツ悪いヤツなんでね、立件して刑務所にブチ込みたいんですよ...!」
🐵「ブチ込み....?(ブチ込み属性の警察..😊)」
👮「とにかくね、嫌でなければ是非ご協力をお願いしたいんです」
🐵「任せてください😙」
 
ここで盗まれたものの確認をする
ワンピース2着と短パン2着、下着2着も盗まれておりました。
我ながら自分の物の管理能力の低さに驚く。あとはこれらの盗まれた物が大体いつ頃から無いか調べたいからその洋服を着て写真を撮ってたりしていたらその写真を調べて欲しい、誰かに服がなくなったことを連絡したりしてたらその痕跡が欲しいとのこと。
 
1日経って自分が履いていた写真や勤務表、を何日にどうしていたかなどを警察に連絡。
 
🐵「あと、何日に「下着が無い」ってtwitterで呟いてるみたいなんですよね」
👮「えっtwitterで?ww」
🐵「最近の若者はそんなこともtwitterで呟くんですよ」
👮「へえ〜〜でもそうやってなんでも呟いてくれてるおかげで大分日にちがしぼられてますよ」
 
👮「何回か入られてるんですけど、そのことはわかってましたか?」
🐵「家に帰ってきて鍵が開いてるなぁとは思っていたんですけど、かけ忘れかと思ってたんですよね....」
👮「そんなに何回もかけ忘れ..」
🐵「いやぁ、電子ロックキーの操作方法があんまりわかってなくて鍵かけられてなかったんでしょうね...」
👮「え!!?半年住んでて!??それで生活してたの!!?」
🐵「はい...まあ鍵かかってる時もあったので!」
👮「やばいでしょ」
 
絶対警察から危機管理能力ゼロの頭のゆるい奴だと思われてるんだけど、今度うちに来てまた調査をすることになったので、エロ本だけでもどこかに隠さなくては。
 

沖縄で血尿が出た時の話。

引き続き沖縄で血尿が出た時の話。

 
血尿が出る程の膀胱炎になると、立ってても座ってたもゴロゴロしててもジャンプしてても何してても尿道口が痛むんですよね
しかもいちいち藤原竜也みたいな声出しながらおしっこするんですけど、リアクションの割には1、2滴しか尿(というか血)がでないという可哀想な病気なんですよ。
四六時中藤原竜也のような呻き声を上げている私に耐えかねた友達が深夜の0時にも関わらず車を走らせて救急病院まで連れて行ってくれました。一応県立の大きな病院の二次救急でした。
 
受付に入ると診察券の提示と主訴を尋ねられます。
私「排尿時痛と血尿、残尿感があります。旅行先ですので救急を受診しにきました」
受付「あ〜、今泌尿器の先生がいないから、診てもらえるかどうか....」
 
.............!?
 
膀胱炎とか別に泌尿器じゃなくても診れるよね!?
まずここで救急なのに診てもらえないかもしれないという予想外の対応に暗雲が立ち込めます。
待合室のベンチに座って周りを見ると何故かベンチでグースカ寝てるジャージのおじさんとおばさんがそれぞれ。なんなのこの人たち...
救急はいつも混み合って待ち時間がすごく長いのですが、こんだけがら空きならすぐに診察してもらえるだろうと思いました。
 
一応内科医師が診てくれるとのことでしたが、なんとその内科の先生は病棟の診察と兼ねているのでなかなかスムーズに診察できないと言われました。
 
夜間救急医師と病棟の当直医師が別々にいないとそれぞれの場所で急変やなにか大変なことがあったときにどちらも対応できないのであんまり良くないですよね。自分はそこまで重症じゃないし自分より優先度の高い人がいたらそっちに回ってくれても構わないけど...。
 
まず、看護師さんの診察に呼ばれました。
診察と言っても今の主訴とか経緯とか、既往歴とか聞きながらバイタルサインを測定するんだけど。
血圧は101/53mmhg、普通だねうんうん。
看護師さん「はい、じゃあこれでお小水取ってきてくださいね。」
 
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...........!!?!?!?!?
看護師「あ、トイレはそっちにありますから」
 
そうじゃねーよ
 
手袋はともかくこの消毒液に浸かった綿球×3は....?
しかもなんか変なプラスチックの容器だしメモリもないし、これは本当に尿検査用なの....?なんか細胞検体用の滅菌容器とかでは.....?沖縄って紙の採尿コップ無いの......?
 
尿道カテーテル尿道に挿入する時はイソジンの消毒液て外陰部を左右真ん中と3回にわたって消毒してから挿入するんだけど、普通に患者におしっこ出してもらう時はよっぽど汚れてない限りいちいち消毒しなくね....?
 
私は職業柄なんとなくこの綿球で尿道口を拭けば良いのかなと想像はつくけど(あってるかはわからん)、普通の人はこの綿球でなにを拭けばいいのかわからなくない?採尿カップとか拭いちゃうかもしれないし 
 
色々な可能性を考察しつつもとりあえず私は綿球3つで尿道口を3回消毒し、この謎の容器に採尿しました。(これ後で同期に話したら死ぬほど笑われた)
 
採った尿を看護師さんに渡すと、謎のシールに名前を書いて貼って変な本棚にポンと置いてどこかへ行ってしまいました。
 
検査科に提出しろや
色々つっこみつつもとりあえず尿道が痛いので早く先生に診て欲しい、そんな心境でした。
 
尿を出して30分、ようやく先生の診察に呼ばれました。またここでも呪文のように主訴やこれまでの経緯などを話します。
 
先生「じゃ、尿検査しときましょうね」
私「さっき出しましたよ(真顔)」
先生「あら、じゃあそれで検査しときましょうね。じゃあお待ちください〜〜」
 
だから最初からその結果を待ってんだよさっきの看護師尿出してねーのかよ?!
普通にイラっとしたけど結果が出てないものは確定診断もできないし仕方ない。また待合室で待つことにしました。
10分ほど待つと、別の看護師さんが来ました。
 
看護師2「中田さん、尿検査しましょう!」
私「さ    っ    き    出    し    ま    し    た    よ 」
 
私が尿を出してから早1時間、私が悩みに悩んで出した尿はまだ謎の本棚に置かれたままでした(^_^)
 
本当に連携どうなってんの?膀胱炎の患者をさばくのに何故これだけの手間や時間を割かなければいけないのか?患者として待たされたこと云々よりも同じ仕事をしている者としてありえないだろうとドン引きしました。ベッドもがら空きだったし見たところ暇そうにしている所も見えたのに、何故こんなことが滞っていたのか理由を教えて欲しかった.....
 
待合室で同期と話していたらやっと先生に呼ばれました
 
先生「膀胱炎ですね」
私「そうです(真顔)」
先生「お薬出しておきますね〜〜」
私「はい....」
先生「もしもお熱が出たり、腎臓が痛くなったらまた受診してくださいね〜」
 
腎臓が痛くなったらって、どうやってわかるんだよ
「腎臓が痛え〜〜!!!」と感じ取ることはできないのでマジで意味がわからない。
この場合は腰が痛くなったらとか背中が痛くなったらとか言ってあげるのがまる。
 
そして処方された薬なんだけど
 
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_人人人人人人人_
> まさかの粉薬    <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

嚥下障害も何もないクリアな23歳の若者に粉薬出すの!!?沖縄って錠剤ないの?!

 
心の中でツッコミ疲れてストレスで血尿が濃くなったように思えました。旅先での病気には気をつけましょう。
 

越冬

2月1日の朝に自宅で飼っているハムスターの春太郎が亡くなりました。昨年の4/1からお家に来たので丁度10ヶ月、短すぎる。

自分の中の整理として、ここにいろんなことを書き留めておこうと思います。
 
3、4日前から春太郎の動きが鈍く、よろよろとした動きでご飯も食べなかったのでおかしいと思い動物病院に連れて行きました。
元々ハムスターは心疾患持ちが多い種類なのですが、冬になり寒くなると心機能の低下が起こりやすく、血液を身体中に送り出すための心臓のポンプが働かなくなってしまうというものでした。
当然、身体中に血液が廻らなくなるので腎臓などにも大きな影響があり、貧血になったり体の中の水分を外に出せなくなって体が浮腫んだりします。
冬に向けて食べ過ぎて太っているのだと思っていたのですが、それは単なる体液貯留によるむくみだったのです。
病院で利尿剤と心臓を楽にする薬を処方してもらいましたがすでに春太郎は自分でご飯を食べることができず、スポイトで無理矢理あげるようになっていました。
つらそうに体を壁に寄りかからせながら呼吸をしている春太郎を見て、楽にしてあげたいと思う一心でお薬とご飯を無理矢理胃の中に注入しますが、注入し終わった後はとてもぐったりしていました。
瞳にいつもの輝きは無く、なんとなく亡くなる間際の人間と同じような目をしていました。
人間の看護師をやっていて、人間なら大体最期の時があとどれくらいになるかなどは全身状態やモニターなどを見てわかるのですが、ハムスターはそれがわかりません。部屋を暖めて薬とご飯をあげることしか出来ず、ずっと部屋で春太郎を見ていました。
死期が近い人間には、家族に延命治療をするかどうかお話をして確認を取ることがあります。家族として少しでも長く生きてほしいと思う一方で、延命処置をすることによる苦痛を与えてしまうというジレンマもあります。春太郎にもまた、ご飯と薬を無理矢理あげることで辛い思いをさせているのではないかという気持ちもありました。
また翌日からは仕事で春太郎を一人せざるおえない状態だったので、それも心配しながら一晩一緒に過ごしました。
仕事前だったので少しだけ眠って、朝起きた時にケージを覗くと声に反応して小屋から出て来ました。少し元気があると思い、ご飯とお薬を準備してから再度お部屋を覗きました。
そうすると、春太郎は動かなくなっていました。つらいおもいをさせて申し訳ない気持ちと楽にしてあげられてよかったという安堵の気持ちとさみしい気持ちと混ぜこぜになりながら春太郎にお礼を言いタオルに包んで安置しました。
 
これは単なる思い込みですが、自分や家族が春太郎を一人にしてしまうことを心配していたので、悟ってくれたのかなあなんて。それと、自分が仕事に行ってる間に病院に連れて行ってくれたり、看病してくれた両親にも感謝。
 
一人暮らしを始めて、少しだけ寂しくなってきた頃に、安直な気持ちで飼い始めてしまったことをかなり後悔している現在です。
自分の力で生きられない生き物を生かすのはとても大変なことだと改めて思いました。春の子だから冬は越せなかったね。
 
しばらくは家がさみしく感じる日が続くと思うので、メンヘラが加速しないようにお出かけや楽しいことをしていきたいなと思いました。
 
春太郎暖かいところで大好きな果物を食べながらゆっくり休んでね
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